循環経済&環境:「持続可能性の方向付けと加速」

持続可能性を改善することは、最大の社会的課題であると言えます。この課題は、国内外の政府および産業界で重要項目に挙っています。しかしながら、問題の範囲と複雑さによって、最適な解決方法とその実施の速さが非常に不確実なものとなっています。TNOはこの分野でお手伝いできます。

社会を持続可能なものにしなければならないということは明白ですが、例えば2015年末にパリで開催された気候変動会議での合意をどのように履行すればいいのでしょうか?循環経済&環境部門は、持続可能な社会への移行を具体化し、方向性を示すお手伝いをします。製品と原料の再利用を最大限まで拡大し、価値の破壊を最小限に押さえる循環経済の創出が私たちの究極の目的です。

循環経済:フットプリントを縮小しながら経済を強化する

私たちは、顧客がパリ協定の原材料に関する合意の目標(2030年までに原材料の使用を50%削減する)を達成するお手伝いをしています。循環経済&環境部門のマネージングディレクター、マリンケ・ヴァインガードは以下のように説明します。「私たちの領域知識と技術的、社会的、経済的な専門知識によって、政府や企業が循環経済へ移行するための指針を提供することができます。ユーロや二酸化炭素排出量で表わされる原材料使用の変化によってもたらされる影響とはどんなものでしょうか?どのアプローチが最も効果的でしょうか?企業や地域がこの移行に関して独自にできることは何でしょうか?これらは私たちが注目している疑問点です。私たちの幅広い専門知識と領域知識によって、例えば建設業やプラスチック業界に対して適切な解決法を提供することができます。」循環生産を可能にし、廃棄物から原料を新たに再生させる特定の高品質技術による解決法を紹介します。例えばマットレスの循環デザイン、カーペット材の化学的リサイクル、有機廃棄物から作る香料、またはコンクリートの循環生産や建設業界における廃棄物の需要と供給の物流の最適化などを思い描いてみてください。

健康的な生活環境と気候

私たちは循環経済への移行を加速させる目的の活動に加え、健康的な生活環境と気候作りにも取り組んでいます。例えば産業におけるリスクと安全性といった生活環境の質を特定しチャート化するセンサーやモデルを開発しています。これは例えば、地下水中の特定の物質に対するセンサーや都市部の大気の質を測定するモバイルセンサー、さらには迅速に問題の原因を突き止める測定ネットワークにも関係しています。また、地上観測と衛星データを組み合わせ、例えばパリ協定の目標を監視するためヨーロッパ諸国が使用できる気候および排出モデルも開発しています。

私たちの野心は、国民総生産と、健康的で安全で持続可能な生活環境の創出の両面において循環経済の貢献度を拡大することです。私たちはこのプロセスを加速したいと考えており、そのため政府、研究機関や建設業、インフラ、プラスチック業界等の企業と協力して取り組んでいます。

さらに詳しくお知りになりたい場合はウェブサイトの英語ページをご覧ください。

研究分野

Marinke Wijngaard, MSC(マリンケ・ヴァインガード科学修士)

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Marinke Wijngaard, MSC(マリンケ・ヴァインガード科学修士)

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