食の微生物学的コントロール

食品業界は、安全性と品質に影響を及ぼす様々な課題を抱えています。消費者の要求の変化、多様な食品の品質、新たに発生する病原菌や生産規模拡大など、全て食品の微生物学的な条件を左右します。これらの課題に取り組むべく、TNOは業界や地域社会で個々の必要に応じた問題の対処に取り組んでいます。

TNOは主に以下の研究活動を展開しています。

 

微生物集団の多様性

  • プロセスの変化に伴う微生物学的影響の同定
  • 食品、資料や発酵製品の質や安全性の変化の早期警告と予測
  • 品質の差異の微生物学的原因の同定
  • 生産ラインにおけるバイオフィルム中の微生物の役割の同定 

微生物の特徴付けと同定

  • 微生物発生の迅速な同定(例えば腸管出血性大腸菌と非病原菌株との比較)
  • 微生物発生の根源の検出
  • 微生物の挙動の予測

特定の病原体や腐敗生物の迅速で高感度な検出

  • 品質管理時に有効性を改善する技術
  • 培養方法によらず、より速く具体的に複数の微生物を分析
  • 調製方法を変更する際の貯蔵寿命への影響の定量的スクリーニング
衛生監視システム
  • 衛生検査法の改善および衛生状態の予測
  • 洗浄と消毒に使われる新しい技術の評価
  • 適切な知識をもとに不要な洗浄を減らし生産時間を最大化する対策
微生物を用いた分子センサー
  • 天然抗菌化合物のスクリーニング
  • 保存技術のスクリーニング
  • 消毒活性のスクリーニング
  • 抗生物質の分析
  • 貯蔵寿命の予測
  • 生存率の分析
コンサルティング
  • 微生物学的にみた食の安全と法規制
  • 殺生物剤と消毒剤の法規制
  • 安全性書類の作成
  • 病原性の決定