廃棄物の付加価値化

農産物や食品の流通ルートにおける多くの生産者が近年食品残留物の付加価値化に投資しています。生産工程には廃棄するにはもったいない成分もありますが、ほとんど経済的な見返りのない用途に使われることがしばしばです。TNOはそのような要素を検索し、付加価値をつける支援をします。またこの動機は起業の社会的責任(CSR)にもつながります。
食品業界は持続可能な生産プロセスに勤めています。水、エネルギー、資源効率と廃棄物の再活用は、技術革新の主な原動力です。食品生産の工程には有価成分が含まれますが、多くの場合、人間による消費には不向きです。それらから抗栄養因子など特定の成分を除去することで、アップグレードできます。液体原料の場合も選択的に抽出をすることで、食品、非食品、パーソナルケアや医薬品など広範囲の用途に利用することが可能です。

産業の関連性

TNOは選択的分離技術を適用して、適切なプロセスを開発するサポートをしています。産業の関連性を念頭において、既存の食糧生産プロセスを利用し、より持続可能な工程を設計することができます。これは安定した収益性の確保にもつながります。

穏やかな吸着分離

TNOはタンパク質、ペプチド、糖や他の機能性成分の選択的分離や分別に向けて柔軟な手法を開発しています。特に低温で穏やかなプロセス条件を利用する吸着分離の技術に焦点を当てています。TNOは加工技術、食品化学と物理化学の知識を活用して、用途に応じた分離プロセスを設計します。

廃棄物の発酵による新たな食材

発酵は広くビール、ワイン、パン、ヨーグルト、チーズ、納豆、キムチなど様々な食品に適用されています。細菌、酵母や真菌の発酵における微生物学的専門知識と広範な微生物株のコレクションをもとに、TNOでは新たな廃棄物の付加価値を生み出すこと成功しています。機能面、生産性や健康への利点をスクリーニングする基盤は、発酵した残留物成分を特定するのに重要な役割を果たしています。

TNOの利点

TNOでの研究には次の利点があります。
 
- 吸着剤のスクリーニングおよび特性評価
- 幅広い発酵設備と専門知識
- 業界関連のクロマトグラフィーにおけるプロセスの技術をリード(擬似移動床クロマトグラフィー)
- 新規技術開発(溶媒含浸樹脂)
- プロセスの業界検証モデリング
- 設備投資と運営費の推定
- 既存の生産施設における分離プロセスの統合
- 食品、栄養と健康の専門知識の適用